質問はありますか。
質問は誰しもほぼ毎日行うのではなかろうか。
友達に、先生に、上司に、子供に、恋人に対して。
自分は今まで「質問」は分からないことを知るために存在するのだと思っていたのです。
例えば、
先生に「先生〜 ここどうやって解くんですか〜?」とか。
友達に「好きな食べ物は何?」とか。
家族から「何食べたい?」聞かれたり。
さらに、
学校の先生がよく言っていた「質問ある人はいませんか?」の意味は、
「分からないことはないよね?」と聞いているのだとばかり思っていました。
しかし、
この本を読んで考え方が
180度ひっくり返った気がしました。
その本がこちら
弁護士である谷原誠さん著の本。
「質問には多様な種類がある」。
一言で言えばこんな感想でした。
他人にする質問の他に、
自分に対しての質問もあることが分かったことが大きかったです。
他人にする質問では、「相手の情報を引き出す質問」、「人に好かれる質問」、「その気にさせる(行動を促す)質問」、「人を育てる質問」に分かれて紹介。
自分に対する質問では、
「自分を変える質問」として、
新たな視点を得られる質問のHow to が書かれています。
引用すると、
①1年前に戻れるとしたら、まず何をしますか?
②会社(家族)があなたに求めている役割はどんなことでしょうか?
③あなたがその役割を果たすために、今すぐ始められることは何ですか?
④あなたは元気にしてくれる言葉は何ですか?
⑤あなたのマイナスの口癖は何ですか?
⑥自分の周囲で変えたいことは何ですか?
⑦あなたが「やればできるけど、やらないだけ」と思っていることは何ですか?
⑧あなたが妻(夫)や恋人に怒りを感じるのは、どんな時ですか?
⑨あなたが目標を達成するために何かを犠牲にしなければならないとしたら、何でしょうか?
⑩本書のどの部分を、どのような場面で、どのように活用するつもりですか?
自分が変わるために大切な質問だと思いませんか?
他人にも、自分に対しても、質問はできる事を知り、
分からない事を知るための質問だけじゃないんだと、
自分を奮い立たせる質問もできるんだと学ぶことができました。
「質問」の見方、使い方が変わると思います。
自分は実際に変わりました!!劇的に!!!
質問の困ったを解決するヒントがふんだんに詰まっていて、
もっと質問力を向上させたいと思っている人にはオススメの本になってます。
特に最後の(引用した)
「自分に対する質問」特集はほんとうに勉強になりますよ!!
こちらからどうぞ!!!!